寒さ苦手なカピバラの姉妹 「ゆず湯」で体温める 石川 能美

本格的な冬の訪れを前に、石川県能美市の動物園では寒さが苦手なカピバラのための「ゆず湯」が設けられました。

石川県能美市の「いしかわ動物園」では寒さが苦手なカピバラに温まってもらおうと、毎年、この時期に地元の温泉のお湯を使った専用の露天風呂を設けています。

今シーズンは26日、この「カピバラ湯」が用意され、カピバラの姉妹の「リン」と「シータ」が地元の特産品の「国造ゆず」が浮かべられたお湯につかりました。

26日朝の石川県内は各地で今シーズン1番の冷え込みとなりましたが、2頭のカピバラは地元の園児や家族連れが見守るなか、気持ちよさそうに体を温めていました。

カピバラの飼育を担当しているいしかわ動物園の飼育員の豊澤歩夢さんは、「カピバラたちののんびりした姿をぜひ見にきてください」と話していました。

この動物園の「カピバラ湯」は来年3月下旬まで設置される予定だということです。