
5日昼すぎ、東京 大田区の会社で50代の従業員の女性をハンマーで殴って大けがをさせたとして、自称32歳の容疑者が傷害の疑いで逮捕されました。会社の元従業員とみられるということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
警視庁によりますと、5日午後0時半ごろ、大田区仲池上の建設関連会社で「元従業員が来て暴れている」と110番通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、会社が入るビルの3階で50代の従業員の女性が頭に大けがをしているのが見つかり、病院に搬送されました。
意識はあるということです。
また、近くにハンマーを持った男がいて、女性の頭を複数回殴ったことを認めたということで、傷害の疑いでその場で逮捕されました。
逮捕されたのは、住所・職業不詳の自称、高須神貴 容疑者(32)で、会社の元従業員とみられ、調べに対し「会社とトラブルがあった」という趣旨の供述をしているということです。
所持品の中にはハンマーのほか、サバイバルナイフのようなものもあったということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
現場は都営浅草線の西馬込駅から西におよそ500メートル離れた住宅や会社が建ち並ぶ地域です。