流しそうめんの起源
「流しそうめん」といえばお子さんが大好きなイベントの一つですね。こちらではそんな賑やかな流しそうめんについて紹介します。
流しそうめんとは
夏の風物詩「流しそうめん」。考えただけで涼しげな気分になりますね。流しそうめんは竹を縦半分に割ったものを利用して水とそうめんを一緒に流し、流れてきたそうめんをお箸ですくいながら食べます。競い合い、お口に頬張りながら食べる流しそうめんはお腹も心も満たしてくれます。そんな流しそうめんを行う際に必要なものと言えば竹です。今では竹に似せて作られたプラスチック製のプラ竹も販売されています。とても軽く持ち運びにも便利ですが、本格的な流しそうめんを楽しみたいという方は、やっぱり本物の竹を使用するに限ります。準備にひと苦労あると思いますが、それも楽しみの一つです。お子様たちとワイワイ賑やかに流しそうめんパーティーはいかがですか?
流しそうめん発祥の地は「九州」
流しそうめん発祥の地は宮崎県の高千穂町で、昭和30年生まれの意外と新しい食べ方です。暑い夏の野良仕事の際に野外でそうめんを茹で、竹と高千穂峡の冷水を利用して涼を得た光景から、思いついたと言われています。
「流しそうめん」と「そうめん流し」の違い
テーブルの周りを流れる水流で食べるのは「そうめん流し」と言い、人工的に水流を作り素麺を食べるというものです。「流しそうめん」は竹樋流し、「そうめん流し」はテーブル流し、なのです。「そうめん流し」の発祥は鹿児島県指宿市の唐船峡です。唐船峡の清水は1日10万トンも湧出するため、昭和37年に観光アピールとしてそうめん流しが始まりました。
流しそうめんを身近なもので楽しむ
流しそうめんで使用する樋は竹が基本ですが、竹をとってくるのは簡単ではありません。そんな時に自宅で流しそうめんを楽しみたいという方は、牛乳パックやペットボトルでも作ることが可能です。
空になった牛乳パックを希望の長さまでつなげて、そうめんの通路にすることができます。お子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんと一緒に作るのもおすすめです。様々な種類の薬味を準備して流しそうめんを楽しんではいかがでしょうか。
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