シナモンはアンチエイジングにいいって本当?
甘くておいしいシナモンティー。体が温まるようにと思って、最近よく飲んでいます。
というのも、この間、ラジオで「シナモンはアンチエイジング効果がある」って話をしていたんですよね。シナモンに体を温める効能があることはなんとなく知っていたけれど、シナモンのアンチエイジング効果って、どんなものかしら? 早速調べてみました!
♦シナモンの効果
シナモンは、クスノキ科の常緑樹、日桂(にっけい)の樹皮から得られる香辛料で、ニッキ(肉桂)、漢方では桂皮(けいひ)と呼ばれています。実は、シナモンは栄養が豊富で、主にビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、カリウム、マグネシウム、鉄、カルシウム、亜鉛などを含んでいます。ビタミンB1、B2は代謝を助け、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます。また、カリウムは体内の余分な水分を排泄する働きをしてくれます。
シナモンを取ると、体がポカポカしてきますよね? あれは、シナモンには血管を拡張させ、血流をよくする働きがあるからだそうです。血流がよくなると、肌のくすみや髪のトラブルが改善されることがあります。さらに、シナモンに含まれるカリウムの働きで、むくみの解消につながります。
また、シナモンには代謝を助ける働きがあるので、お肌のターンオーバーが整いやすくなります。さらに、老化の原因となる活性酸素を抑えてくれる働きまであるそう。これはアンチエイジングによさそうです!
さらに、シナモンの香りにはリラックス効果があるそうです。疲れたときにシナモン入りのお茶を飲んだり、シナモン入りのスイーツを取ったりして休憩すれば、日々の忙しさからくるイライラも緩和されるかもしれませんね♪
♦シナモンを取るときの注意点
シナモンは適量を取っている分には問題ありませんが、過剰摂取とすると、シナモンに含まれる「クマリン」という成分の影響で肝障害につながる恐れがあるんですって。また、シナモンに含まれる「シンナムアルデヒド」という香気成分が胎児へ悪影響を及ぼす可能性があるそうで、妊娠中に取るのは控えたほうがよさそうです。
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[単語]
1. 亜鉛(あえん):動物性食品や全粒粉に多く含まれる栄養素です。
2. くすみ:本来の肌のトーンよりも段々と暗く見えるようになる状態を言います。
3. むくみ:急に体重が増えたなどの症状が現れます。
4. 緩和(かんわ):緊張や苦痛などを緩め和らげることである。