40代で一気に「顔の老化」が進む人が毎朝食べているもの
►40代から激減する毛細血管が「老い」を進ませる
動脈の末端につながる毛細血管は20代をピークに、40代から徐々に減少し始め、60代になると20代と比べ40%もの毛細血管が失われるといわれています。
つまり、単純に考えても、20代の頃よりも皮膚へ血管が届ける「美容液」が半減してしまう、ということです。
見えない血管が硬くなったり、その数を減らしたりしていることで顔が老けていく。「じゃあ自分ではどうしようもない……」とがっかりしてしまうかもしれませんが、大丈夫、安心してください。
何歳になっても血管をしなやかにしたり、毛細血管を増やしたりすることはできます。
►甘いコーヒー、朝の菓子パンを好む人の「糖化」「酸化」リスク
血管を若返らせるためには、血管を劣化させるような習慣をまずは改める必要があります。それを大前提にすることで初めて、血管の数としなやかさを保つための施策が効果を現します。
血管にダメージを与えて老化させる大きな要因は2つあり、1つは「糖化」、もう1つは「酸化」です。それぞれについて、説明していきましょう。
「老いる人の習慣」としてよくあるのが、次の3つです。
1.「コーヒー、紅茶には砂糖を欠かさない」
2.「購入するペットボトルは甘い清涼飲料水」
3.「朝食は、頭の働きをよくするために甘い菓子パンを食べる」
なぜこれで老いるのかというと、この行動はすべて、血糖値を急激に上げて血管を「酸化」させてしまうからです。
リンク:https://president.jp/articles/-/39586?page=4
[単語]
1. 毛細血管(もうさいけっかん) : 動脈と静脈の間をつなぐ、平滑筋を欠く血管である。
2. しなやかだ:動きやようすがなめらかで柔らかい。
3. 老いる(おいる):年をとる。老齢になる。