防災週間最終日…和歌山で避難誘導訓練 大阪では880万人訓練
防災週間の最終日の9月5日、近畿でも台風や地震を想定した訓練が実施されました。
5日朝、和歌山県田辺市では中学生など125人が参加して、台風で大規模な地すべりが発生した想定で避難訓練が行われました。今回の訓練では中学生らに地域の救助者としての自覚を持ってもらう狙いもあり、生徒らは近くの保育園まで出向き、園児の手を取って体育館まで避難させました。
「(災害の際は)今回学んだことをいかして、しっかりと子どもたちのサポートをできたらなと思いました。」(訓練に参加した中学生)
一方、大阪府では午前11時すぎ、吉村知事も参加し、南海トラフ巨大地震が発生した想定で「880万人訓練」が行われました。府内にいる人のスマートフォンには一斉に大津波警報が発表されたとする緊急速報が届きました。
大阪府は「府民が自ら考え、行動するきっかけにしてほしい」としています。
リンク:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190905-00029469-mbsnews-soci
[単語]
1.想定:ある条件や状況を仮に設定すること。
2.避難訓練:避難訓練は災害、戦争、個人または集団で行われる犯罪時における攻撃を想定した避難の訓練のこと。
3.救助:危険な状態から救い助けること。被災者・遭難者などを救うこと。
4.自覚:自分の置かれている位置・状態、また、自分の価値・能力などをはっきり知ること。
5.一斉: 同時にそろって何かをすること。